スコア+パート譜セット
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(注:ファイルサイズを小さくするためにJPEG化し、画質を落としてあります)
【編成】
木管十重奏(2 Flute, 2 Oboe, 2 Clarinet, 2 Horn, 2 Fagotto/Bassoon)
【難易度】5.上級者向き
【原曲】Piano Sonata No.11 in A major, K.331 / Wolfgang Amadeus Mozart
【編曲】
穐吉 馨 (Kaoru Akiyoshi)
【作者webサイト】
http://bach-fuga.seesaa.net/
【演奏時間】約9分
モーツァルトのピアノソナタ第11番(K.331)といえば、有名な”トルコ行進曲”が含まれる人気のピアノ曲ですが、この編曲はその中で最も規模の大きい「第一楽章(Andante grazioso)」を取り上げたものです。
編成に関する補足ですが、この木管十重奏アンサンブルは「木管五重奏の各パートが2名づつ」のダブル・クインテットという組み合わせになっています。
アレンジ上最も大きい特徴として、主題または変奏主題は各楽器に細かく分担され、一種の《音色旋律》として進行する部分が多くなっています。細切れのメロディーを巧みに連結させつつ、如何に伴奏パートに融合させるかがポイントです。この事から可能であれば指揮者を立てて演奏することを奨励します。また、クラリネット(1 、2共に)は休みが少なく、メロディーからソロ、伴奏までマルチで活躍するパートですので、スピード感、パワー、表現力、音域、耐久力など、演奏には高度なテクニックを要し、フルートも機敏性と高い音域(上加線4のA)が用いられる難度の高いパートになります。
少々高いレベルが要求されますが、様々なアンサンブル共々この名曲を楽しんでみて下さい。
キーワード:木管アンサンブル クラリネット フルート オーボエ ファゴット バスーン 楽譜 モーツアルト dectet デクテット 木管五重奏