スコア(21ページ)+パート譜セット(全108ページ)
【編成】吹奏楽小編成:
Flute1/2, (Oboe), (Bassoon), Clarinet in B♭1**/2**, Bass Clarinet,
Alto Sax1/2, Tenor Sax, Baritone Sax
Trumpet1/2, Horn1/2, Trombone1/2, Euphonium**, Tuba, (String Bass)
Timpani, Cymbals, Snare Drum, Bass Drum, Glockenspiel, Marimba, Piano
*()内の楽器は省略可
**2名以上を推奨
【難易度】4.中級〜上級者向き
【原曲】Death of Tybalt - from
Romeo and Juliet Suite No.2 (op.64 tre) / Sergei Prokofiev
【編曲】
繁定 茉名音 (Manato Shigesada)
【演奏時間】約4分49秒
プロコフィエフの有名なバレエ組曲《ロミオとジュリエット》から「タイボルトの死」を、中学生の小編成(B編成)用に編曲しました。
冒頭の低音群による強奏部分には、TimpとTbも加えて厚みを持たせています。
Euphも2本あればdivにしてありますので、裏拍の響きに幅が出ます。Pianoもあれば更に効果があると思います。
原曲からの編曲にあたり、高音部の音域が足りない部分は、オクターブ下げたり、Glockenspielを加えるなどして音域の補足をしています。
中間部の速い部分では、中学生でも楽に演奏できるように、担当する音を分散(例:Fl,Cl、MarinbaとXyloのdiv)するなどして、ひとりひとりの負担が減るように配慮しました。
掛け合いの練習をしっかりしていただければよく響くと思います(テンポ指示は四分音符=184となっていますが、四分音符=160くらいでもエキサイティングな演奏になると思います)。
原曲でViolaが担当する後半の速い音型についても同様に、A.sax1.2で1拍目.2拍目に分担したdiv.にして、演奏難易度を下げています。
Timp15回の連打の後のHrの主旋律にはA.saxとEuph2本を加えました(EuphはハイDまで書いてありますので、可能であれば挑戦してください。うまくいかなくても、HrとA.saxでカバーできるようにしています)。
伴奏の楽譜には刻みにはアクセントしかついていませんが、実際はスタッカーシモくらいで演奏した方が、緊張感が出すことができるかもしれません。
原曲のCornetとTrumpetの主旋律、そして最後の音にハイC等、かなり高音域の部分がありますが、
サポートとしてClを加えていますので、1オクターブ低くしても響くかもしれません。
Tb 1.も同様にハイCで終わりますが、こちらもT.saxも重ねていますので、1オクターブ低くても響くかもしれません。
Snare Drumのドラムマーチも人数に余裕があれば2人で、そしてマーチングのスネアドラム等使うとよりドラマチックになります。
「モンタギュー家とキャピュレット家(MB3029)」と合わせて、コンクールの自由曲や、コンサートのメインプログラムとしてオススメです。
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