スコア(12ページ)+パート譜セット(全69ページ)
【編成】吹奏楽小編成:
Flute1/2, (Oboe), (Bassoon), Clarinet in B♭1**/2*/(3), Bass Clarinet,
Alto Sax1/2, Tenor Sax, Baritone Sax
Trumpet1/2, Horn1/2, Trombone1/2, Euphonium, Tuba, (String Bass)
Timpani(2音だけ), Bass Drum, Tam-tam,
(Chimes), Glockenspiel, Vibraphone, (Chimesがあれば同時に6人必要)
*()内の楽器は省略可
**2名以上を推奨
【難易度】4.中級〜上級者向き
【原曲】La Cathédrale Engloutie - from
Preludes Book1/ Claude Debussy
【編曲】
繁定 茉名音 (Manato Shigesada)
【演奏時間】約8分30秒
今回はドビュッシーの前奏曲集第1巻から「沈める寺」です。
元々はPianoの曲ですが、アレンジしてみました。小編成でも演奏できるようにしてありますが、各楽器の鳴らすことができるであろう音域をフル活用した楽譜にしました。調性は原曲のCDurです。
PercはTimpは2音だけで演奏できます。Vibraphoneは最後4音を同時に叩くように指示しているところがあります。Chimeは無くても可能ですが、があれば是非使っていただきたいです。
Tp1の最高音はHi B♭です。な鳴らすことができれば、輝きのある響きが得られると思います。
各部分に記載されているフランス語の注釈はPiano版に載っている言葉をそのまま記入しています。作曲家ドビュッシーがイメージした絵画的な描写を要求しているのが理解できると思います。
最近はPCで簡単に翻訳ができるので是非演奏者皆さんで描かれている風景をイメージして演奏していただけたらと思います。(さて、この「沈める寺」というタイトルはどこに記載されているのでしょうか?この翻訳作業をしていくと、御納得頂けると思います。)
同じように強弱記号もあえてPianoの原曲に書かれている形にしました。こちらも単にボリューム的な考えだけではなく、雰囲気とバランスを考えて演奏して頂きたいと思います。
テンポも遅いテンポが続きますが、色々動かしても面白いと思います。こちらも演奏者の皆様にお任せしたいと思います。
印象派の幻想的な響きを小編成でも楽しんで頂けたら幸いです。
キーワード:吹奏楽 自由曲 選曲 楽譜