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(注:ファイルサイズを小さくするためにJPEG化し、画質を落としてあります)

【編成】フルートと弦楽四重奏(1st Violin, 2nd Violin, Viola, Cello)
【難易度】3.中級者向き
【原曲】Passacaglia and Fuga, in C minor, BWV.582 / Johann Sebastian Bach
【編曲】M. Shimoda
【演奏時間】約13分

バッハの有名なオルガン独奏曲です。レスピーギやストコフスキーがオーケストラ用に編曲したことでも知られています。これを弦楽合奏+フルート、もしくは弦楽四重奏+フルートで演奏できるように編曲しました。

前半のパッサカリアは、3拍子の重厚な変奏曲で、はじめにチェロがテーマを提示した後、20もの変奏が切れ目なく続きます。その間、いずれかのパートでテーマがオステナートとして繰り返し奏されます。後半の4声のフーガは、8分音符の特徴的な音形と16分音符の早いパッセージが、最後のクライマックスに至るまで続きます。

全体を通じ、どのパートも同程度に活躍するようにしてあります。特にどの楽器が難しいとか易しいとかはありません。フルートは比較的高音域を多用していますが、最低音のCも出てきます。チェロは、主にオルガンのペダルパートを受け持つので、テーマを繰り返することになりますが、16分音符での広い音域に渡って疾駆するところもあります。パッサカリアでは、鍵盤楽器特有の音形が多く、変奏によっては見た目以上に演奏が難しいかもしれません。

原曲には、強弱記号は何も書いてありませんが、オルガンの演奏を聴くと、多くの場合、変奏によって音色や強弱を変えて 表情をつけていることに気が付きます。この編曲では、ダイナミックで迫力ある演奏を想定して、編曲者の判断で強弱を指定してあります。これには賛否があろうかと思いますので、演奏の際には表記にこだわらず、好みに合わせて工夫されるのが良いかと思います。

10人程度のアマチュア合奏団で演奏したことがありますが、練習では、パート間にまたがる分散和音や、3連符が連続するパッセージでアンサンブルを揃えるのに苦労しました。また、クライマックスでファルテやフォルテッシモが持続せず、力強さに欠く演奏になりがちでした。こういった点を克服できると、結構迫力のある聴き映えのする演奏になると思います。

なお、パート譜は譜めくりを考慮して段組してあり、両面印刷してそのまま綴じれるようになっています(Vn1の最初の譜めくりはちょっと忙しいかもしれませんが...)。


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  •  J.S.バッハ パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 フルートと弦楽四重奏(M. Shimoda編)<img class='new_mark_img2' src='https://img.shop-pro.jp/img/new/icons29.gif' style='border:none;display:inline;margin:0px;padding:0px;width:auto;' />
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J.S.バッハ パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 フルートと弦楽四重奏(M. Shimoda編)

MB1986

960円(内税)

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