スコア(28ページ)+パート譜セット(全99 ページ)
【編成】吹奏楽小編成:
Flute1/2(Piccolo持替え), Oboe(1)/(2), Bassoon(1)/(2), Solo Clarinet in B♭,
Clarinet in B♭1**/2**, Bass Clarinet,
Alto Sax1/2, Tenor Sax, Baritone Sax,
Trumpet1/2, Horn1/2, Trombone1/2, Euphonium, Tuba, (String Bass),
Timpani, Snare Drum, Bass Drum, Xylophone, Marimba, Glockenspiel(同時に5人必要な場所有)
*()内の楽器は省略可
**2名以上を推奨
【難易度】4.中級〜上級者向き
【原曲】Symphony No.2: 5th movement "Allegro molto vivace" / Charles Ives
【編曲】
繁定 茉名音 (Manato Shigesada)
【演奏時間】約4分55秒
今回はアイブズの交響曲第2番から第5楽章(最終楽章)です。
アメリカ民謡の断片が使われていて第4楽章と続けて演奏していただけたらと思います。。大変楽しい曲となっています。更に途中が弦楽器の細かいパッセージばかりで吹奏楽に置き換えることが非常に困難だったため、カットをした2つの短縮版AとBを出そうと思っています。(ただし、原曲の全曲も聴いて研究していただけたらと思います)
こちらの「短縮版A」は原曲の2回緩徐部分部分のうちの原曲の1回目のHornが主旋律を奏でる部分を使ってみました。少し高い音域があるかもしれません(B版は同じような2回目にでてくるCelloのソロをT.saxのソロに置き換えています。)
最初と後半ののテンポが速い部分は2分音符=92となっていますが、速すぎるかと思います。参考音源は四分音符=150前後で設定しています。
細かい弦楽器の動きはXylo.とMar.で、Cl1と2で、またA.sax1と2でdiv.にして各奏者の負担を少なくするようにしています。(楽譜をめくるタイミングが木管は休符が少なく大変かもしれませんが、ここでなら、めくることができるであろう、というパート譜の設定をしてみました)
高音部の補強にはGlockenspielを加えて輪郭が見えるようにしてあります。
強弱記号はSax群とTp,Tbは原曲の強弱記号より1ランク下で記譜しておきました。バランスを気を付けて頂けたらと思います。
中間部もゆったりとフレーズをとっていただけたらと思います。
終結部は独立記念日に聴こえてくるような、雑踏、演説が見事にミックスされた形で出てきます。やかましくならないようにこちらもバランスに気を付けてみてください。最後はユニークな和音で終わりになります。
時間も第4楽章と続けて演奏して、コンクールの規定時間に近い形になると思いますまた第5楽章も2つの版を作りましたので、できれば2つのVer.を購入し、演奏して、比べて決めていただければ、と思います。是非一緒に演奏して楽しんで頂ければ幸いです。
キーワード:吹奏楽 自由曲 選曲 楽譜 アイブス