通常ピアノ譜(全4ページ)
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(注:ファイルサイズを小さくするためにJPEG化し、画質を落としてあります)
【編成】
チェンバロソロ(Harpsichord/Clavicembalo/Clavecin Solo)
【難易度】3.中級者向き
【原曲】】"Lo son ferito ahi lasso" - Madorigale for 5 voices / Giovanni Pierluigi Palestrina
【編曲】
穐吉 馨 (Kaoru Akiyoshi)
【作者webサイト】
http://bach-fuga.seesaa.net/
【演奏時間】約4分
この編曲はルネサンス時代の作曲家であるG.P.パレストリーナの5声のマドリガーレ "lo son ferito ahi lasso(私は傷ついて)" を、チェンバロ独奏で演奏できるように書き直したものです。
原曲が声楽曲ということで、編曲では5声の対位法による合唱スタイルの構成となっています。特別技術的に難しい部分はないと思いますが、演奏のコツとしては "指使いをどう選択するのか" というところにポイントがあるでしょう。特に指ペダルや、指の置き換えといった奏法は各声部をレガートに繋げるために必須となります。また楽譜上には装飾音の類はほとんど書かれませんが、奏者の任意で適切に装飾をつけることも古典音楽では重要な要素といえるでしょう。鍵盤曲として編曲してあるので一応ピアノでも演奏が可能です。
ややマイナーな音楽であることもあり、原曲を聞ける機会があまりないと思われますが、youtubeなどで器楽合奏による録音がアップされているようです。作者ホームページにも詳細が掲載されているのでよろしければ御覧下さい。
キーワード:クラヴサン ハープシコード ソロ 独奏 楽譜 古楽 バロック ルネッサンス ルネサンス