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(注:ファイルサイズを小さくするためにJPEG化し、画質を落としてあります)
【編成】
トロンボーン五重奏(4 Tenor Trombone and Bass Trombone)
【難易度】3.中級者向き
【原曲】
Plerude - from Holberg Suite / Edvard Grieg
【編曲】
Nasubon
【演奏時間】約2分30秒
グリーグがノルウェーの作家ホルベア生誕200年を記念して作曲したピアノ曲から、第1曲「前奏曲」をアレンジしました。作曲者本人の編曲による弦楽合奏版が有名です。
曲は繰り返し記号までの提示部(第1主題はF-dur、第2主題はC-dur)、中間部(展開部)、そして再現部(提示部の後半主題をF-durで)の構成です。アンサンブルの聞かせどころは中間部に集中しています。
トロンボーン用に直すにあたって十六分音符は避けました。
それでも躍動感を出すために、伴奏はシンコペーションを多用しているため、原曲とは異なっています。練習番号Cの部分は原曲ではその1小節前が頂点ですが、楽器の特性を考えてCを頂点に変更しています。
1stに演奏不可能な前打音(装飾音)が何箇所かありますが、これはユーフォニアムで演奏する場合のもので、トロンボーンの場合は、最初の音だけ、後ろの2音だけ、あるいは全部省略などの工夫をしてかまいません。(バロック風の雰囲気を求めているだけですので)
できるだけインテンポで、疾走するように演奏しましょう。パート間でフレーズをリレーするところはバタつかないように。強弱のコントラストをはっきりとつけましょう。
原曲はト長調ですが、ヘ長調に変更しています。
最高音はHi Bで2回(pianoとforteで)現れます。
初夏の高原の風をイメージして楽しんでください。
キーワード:ブラスアンサンブル トロンボーンアンサンブル 金管アンサンブル Fra Holbergs Tid ホルベルグ 楽譜