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(注：ファイルサイズを小さくするためにJPEG化し、画質を落としてあります）
【編成】吹奏楽：
Flute1/2, Piccolo(Flute3), Oboe1/2, Bassoon1/2, Clarinet in E♭, Clarinet in B♭1/2/3(div),
Bass Clarinet, Soprano Sax, Alto Sax1/2, Tenor Sax1/2, Baritone Sax, Horn1/2/3/4,
Trumpet1/2/3, Trombone1/2/3/4, Baritone1/2, Bass, String Bass, Timpani, Snare Drum,
Bass Drum, Cymbal, Triangle Glockenspiel, Xylophone
【難易度】 ４.中級〜上級者向き
【原曲】Symphony No.2 in D major, op.43 : 3rd mov. Vivacissimo − Lento e suave − attacca / Jean Sibelius
【編曲】
Y.Fleischmann
【演奏時間】約6分30秒
シベリウス 交響曲第２番 第２楽章（吹奏楽版）です。
この時代のシベリウスの音楽はロマン派、或は国民楽派の影響を残した美しいメロディが特徴です。
吹奏楽編曲でも有名な「フィンランディア」の後半部分が好きならば、それを交響曲の規模に拡大した様な交響曲第２番も気に入っていただけると思います。とりわけ終楽章の高揚は「フィン〜」に勝るものがあります。しかし、第１、２楽章も終楽章に劣らぬ良さが有ります。
第３楽章は快活なスケルツォと、オーボエの牧歌的な旋律が印象的なトリオで構成されています。
トリオの再現が高揚しアタッカで終楽章を導入します。
第４楽章は当時の聴衆に愛国的心情の象徴と取られた音楽です。未来への希望と確信を感じさせる第１主題、短調ではあるが決然とした意志を表明するかの様な第２主題から成ります。
前述の様に第２主題再現部の高揚と金管楽器が奏でる終結の賛歌はとりわけ感動的です。
意外な事に、シベリウスの交響曲で最も人気が有ると思われるこの曲の吹奏楽編曲楽譜は現状では他に入手出来る物は無い様です。これは原曲では打楽器がティンパニのみなのが理由かもしれません。本編曲では編成の項に有る打楽器を加え「隠し味」的に活躍させています。
興味の有る方は是非、参考音源をお聞きください。
※試聴サンプルのリンク先はYahoo!ボックスです。リンクをクリックするとYahoo!ボックスの画面が開きますので、左上のダウンロードボタンをクリック後、ファイルを実行してください。
※こちらは電子（PDF）楽譜のみの販売になります。
シベリウス 交響曲第２番ニ長調 作品43（吹奏楽版）全楽章セット
・
第１楽章「Allegretto」（MB1691）
・
第２楽章「Tempo andante,ma rubato − Andante sostenuto」（MB1692）
・
第３楽章「Vivacissimo − Lento e suave − attacca」（MB1693）
・
第４楽章「Finale.Allegro moderato − Moderato assai − Molt largamente」（MB1694）
で演奏会のメインプログラムとしてオススメです。
キーワード：Symphonie Nr.2 楽譜
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